歴史とその使われ方

薬草としてのハーブの歴史は、古代ギリシャ時代にさかのぼります。現代ヨーロッパの発祥の地であり、芸術や文化が栄えた時代ですが、それと同時に近隣諸国との戦争が絶えない、血なまぐさい時代でもあったのです。同じギリシャの都市国家同士や、あるいはペルシア等の近隣諸国と戦争を繰り返していたため、負傷した兵士の手当てのための消毒薬や治療薬として、ハーブは欠かせない存在でした。このような時代背景を受けて、当時の科学者や医者の間ではハーブの研究が盛んに行われていたのです。
                                                                                       
アイランド01
特に、ジュニパーは古くから浄化作用のある薬草として使われてきました。森林のさわやかな香りがし、匂いを嗅ぐだけでも心身ともに清浄な気に満たされるような感覚を引き起こすハーブです。特に、伝染病や咬み傷、消毒薬として活用されてきました。また、当時はタイムも消毒、防腐作用の高い薬として使われていました。古代ギリシャ人にとって、あなたはタイムの香りがする、と言われることは、最大の褒め言葉だったそうです。タイムは清々しくきりっとした香りがしますが、当時の人々にはタイムのように清廉潔白な人が理想的な人物だと考えられていたのでしょう。現代にも通じる人物像ですね。

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